ぶり養殖の基本は、人より早く、大きなぶりを出荷することだが、一方で、脂がのり過ぎて臭みが出てしまい、それが苦手な人も少なくなかった。
実は、生産者である入口良美さんの奥さんもそんな一人だった。良美さんは愛する妻に何とか自分が作った茶ぶりを食べさせたい。そんな想いで、25年前から始まったのが杜仲茶を与えて育てる茶ぶりだった。
現在は、杜仲茶から日本一のお茶「そのぎ茶(緑茶)」を与えて育てています。
またお茶だけでなく、もくさく酢や高麗人参を与えることで、余分な脂を落とし、良質な脂の「茶ぶり」、天然物に匹敵した品質を可能にした。
結果として、お刺身が好きではなかった奥さんは、茶ぶりは美味しいと食べられるようになった。
Neverland系列店舗でも同様に、生魚が苦手なお客様にも、「茶ぶり」ならばと食べていただけている。