長島宝島プロジェクト

地域再生として地域にある価値と可能性が詰まった長島町の旬にフォーカスし、 オリジナル料理を提供する「長島宝島プロジェクト」を立ち上げました。

長島町は人口約1万人の鹿児島県最北端の町。

青い海と豊かな自然、温暖な気候の中で育つ特産である養殖ぶりの餌にお茶を混ぜて育てた「茶ぶり」を始めとし、ムール貝・地たこ・ヒノヒカリ米・サツマイモなどを生産者さんと連携し、自社でのブランド化に成功しました。

特に、茶ぶりは生産者さんと二人三脚で餌の改良、加工工場を作り、年間を通じてお客様へ提供できるようにしました。

しかも茶ぶりの年間使用量は9年前の254倍という驚異的な数字を叩き出し、生産現場での雇用創出も実現しました。

そして、ついには漁業権を獲得、さらに人口減少で増えた空き地に自社農園を興し、原価率を3%下げることを実現しました。

店舗から車で2時間半かかる長島町の食材をアピールすることで、お客様の来店動機を作り、他店との差別化を図ってきました。

「長島宝島プロジェクト」を軸に、鹿児島の価値を再発見する取り組みは、地元の魅力をお客様へ提供することだけでなく、原価率をマネジメントし、コントロールすることで、生産者の収益率も高める成果を上げています。
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